仕事で成果をあげる社内人脈づくり

仕事への取り組み方

こんにちは八島大騎です。

今回はメーカーに就職して、仕事で成果をあげるうえで意外と重要な社内人脈作りについて、30年間材料メーカーにエンジニアとして勤めてきた私の経験から得たことを書いていきます。この記事では新しい職場で、まず何から始めて良いか迷っている方に解決のヒントを提供できれば幸いです。

〈目次〉

1. 実は仕事はチームプレイ

2. 自分を覚えてもらう

3. 新人であることの優位を徹底的に生かす!

1. 実は仕事はチームプレイ

新しい職場に入った人間にとって決定的に不足しているもの、それは①社内情報②社内人脈です。

まず①社内情報については、新しい職場に研修期間が設定されていれば、その期間中に学ぶことができますし、指導員がついていれば、その方にいろいろ訊けば教えていただけると思います。

一方で②社内人脈については、自分から積極的に働きかけなければ、広がっていきにくいものです。

社会人になってからの仕事は、学生時代にこなしていた課題とは異なり、広い範囲の情報を集めなければならない場合があります。例えば、“仕事の事業性を評価する”場合は、担当している仕事(製品)の市場規模や社内で発生するコストの算出等、営業や経理の情報、知識が必要となってきます。こういった場合に重要になってくるのが社内人脈です。言い換えると、仕事はチームプレイで進めていくものということです。

特に中途採用で転職をされた方は、仕事における成果を厳しく問われる場合があるので、意識して社内人脈を構築する必要があります。

逆に社内人脈が構築さえできれば、仕事はグッと成果があがりやすくなります。先ほど例に出した仕事(製品)の市場規模や社内コストについては、社内の営業や経理に知人がいれば判る可能性が高くなります。

では社内人脈を構築するには、どうすれば良いでしょうか?

2. 自分を覚えてもらう

会社の事務所で人が来るのを待っていても、用事がなければ、めったに人は寄って着ません。逆に自分を売り込んでいくような精神態度の方が良いです。

周りの社員も新人には興味を持っているので、まずは挨拶から始めてみましょう。

朝出社して知っている人に会ったら、相手の目をみて、“おはようございます”とはっきり声に出して(大声をあげる必要はありません)会釈する、当たり前のことですが、しっかりした挨拶ができることは、それだけで相手に好印象を与えます。

次に相手の名前を呼ぶこと、これが意外と効果があります。声をかける方は少し勇気がいりますが、名前を呼ばれた方へは、“この人は、自分のことを知っている”ということで強い印象を与えることができます。先ほどあげた例のように、朝出社して知っている人に会ったら、“○○さん、おはようございます”と挨拶をしてみてください、思った以上に効果があります。もし難しければ、まずは普通の挨拶からやってみましょう。

あとエンジニアであれば、“生産現場にどれだけ知っている人を増やすか”が仕事の成果に直接影響してきます。なぜなら調査でも、新製品の開発でも生産現場には必ず関わることになるからです。

まずは挨拶から近くにいる人に自分を覚えてもらい、エンジニアとして将来のチームメイトになる生産現場にいる人へと社内人脈を広げていきましょう。

3. 新人であることの優位を徹底的に生かす

新人であることの強みは、“社内(職場)についてよく知らなくても、大目に見てもらえる”という点です。言い換えれば何を聞いても構わないのです、この強みは徹底的に生かしましょう!もし指導員がついている場合は、その人にどんなことでも構わないので“わからないことを聞きまくりましょう”そして必ずメモを取ることです。

まず確認しておかなければならないことは、①自部署の役割、②これまでどのような仕事をしてきたのか、③仕事を進めるうえで最低限知っておかなければならないこと、④その他 自分がその職場で疑問に思ったこと、です。ただしいろいろ聞きまくって許されるのは、入社して半年くらいまでということも頭に入れておきましょう。

あと自分の同僚、先輩がその部署でどのように仕事を進めているか?時間が空いた時とかに観察しましょう。そして何をしているのかわからなければ、聞いてみましょう。

新人であることの優位を徹底的に生かし、まず、わからないことは聞きまくること、次に周りをよく観察することで、その職場における基本動作が理解できます。

〇まとめ

今回は新しい職場で何から始めればよいかについて、まとめてみましたポイントは、

1. 実は仕事はチームプレイ、①社内情報と②社内人脈をいかに得るかが重要。

2. 自分を覚えてもらうには、まずは挨拶から、エンジニアは生産現場いどれだけの知り合いがいるかがポイント。

3. 新人であることの優位を徹底的に生かし、わからないことは聞きまくり、周りをよく観察しよう。

みんなに愛されるエンジニアになってください!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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